全身MRI検査(ドゥイブス法)
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全身MRI検査(ドゥイブス法)とは
全身MRI検査(ドゥイブス法)とは、全身のがんや炎症の有無を調べることができるスクリーニング検査です。
PET検査と比較して短時間で身体への負担が少ないためおすすめです。(頸部、乳房、肝臓、胆のう、腎臓、膵臓、前立腺(男性)、子宮・卵巣(女性))
また、大腸がん、膵臓がん、肝臓がん、特にPETーCTが不向きとされている腎がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がんのスクリーニング検査に向いています。
- 肺がんや胃がんの検査には、胃部検査を含む人間ドックや胸部CTとの併用をおすすめします。
<ドゥイブス画像例>

全身MRIスクリーニング検査(DWIBS:ドゥイブス)の特徴
最新技術で小さながんも早期発見
DWIBSは水分の動きの異常を捉え、がん細胞の特異的な拡散特性を高精度に検出します。
特に小さながんや早期がんの発見に有効です。
安全で体に優しいがんスクリーニング
痛みもなく、注射も不要で、放射線を使用しないため、安全で安心して繰り返し検査を受けられます。
身体への不快感もほとんどありません。
全身を一度に検査、一石二鳥のがんチェック
全身スキャンで複数部位のがんを検出可能です。
首から骨盤までを一度の検査で撮影でき、複数部位のがんや転移が疑われる場合にも有効的な検査です。
忙しい方も安心の短時間検査
検査は1時間ほどで終了しますが、検査前は4時間の絶飲食が必要です(水は予約時間の1時間前まで可)。検査後、普段通りの生活に戻ることができます。
持病のある方も参加可能な優しい検査
ヨード造影剤やガドリニウム造影剤を使用しないため、糖尿病や腎臓が悪い方も検査可能です。
PET-CTと比較したメリット
検査費用や時間を抑えられ、尿路系がん(腎臓、尿管、膀胱)などPET-CTが苦手とする部位の検出に優れている点もあります。
DWIBSサーチ利用による全身ドゥイブス検査
- 高い技術基準:登録機関は、最新のMRI機器と適切な撮像技術を持つ施設として認定されています。これにより、高品質な検査が保証されます。
- 短時間での高精度検査:以前より大幅に進歩した最新機器を使用するため、短時間で高精度な検査が可能です。
- 標準化された検査プロトコル:統一された検査手順と画像解析基準が適用されており、どの登録施設で受けても同等の品質が期待できます。
- 医師の専門性:DWIBS検査に関する特別な研修を受けた専門医や技師が担当するため、より専門的な診断が受けられます。
- 継続的な品質管理:定期的な品質チェックや技術向上のための研修が実施されており、常に高い水準の検査が維持されています。
非登録機関でもDWIBS検査は可能ですが、機器の性能や技術者の習熟度、解析の精度にばらつきがある可能性があります。
全身MRI検査(ドゥイブス法)のメリット
- 放射線被曝がありません
- 検査時間が1時間程度。来院から会計まで2時間程度で終了
(PET-CTは約3時間。その後の待機時間も含めると約4時間程度かかります) - 糖尿病や腎機能が悪い方でも検査可能(経口からの造影剤を使用します)
- 費用がPET-CTより安価です
- PETーCTで見つけることが出来ない尿路系(腎臓、尿管、膀胱)がんに対応
デメリット
- MRI装置を用いるためペースメーカーなどの体内金属があると検査不可の場合があります
- 入れ墨やアートメイクをしていると検査不可
- DWIBS(ドゥイブス)で発見された病変がすべてがんというわけではありません(炎症なども検出するため、他の検査結果と総合してがんか否かを判断する必要があります)
- 検査部位によって正確な検査結果が得られない場合があります(肺がんや胃がん)
検査当日の流れ(所要時間 約2時間)
検査前4時間以上の絶食、検査前1時間以上の絶飲をお願いいたします
- 来院
(13:00) - 受付
- 検査着に着替え
- 医師の面談
- 検査実施
(60分) - 着替え
- 会計
- 検査中は息止め等の指示に従ってください。
- 結果は後日郵送いたします。(2週間ほど)
- 検査のご予約は1日1名となっております。